※本記事にはプロモーションが含まれています。
メイクの色選びが大切な理由
メイクは「どんな色を選ぶか」で印象が大きく変わります。顔色がパッと明るく見える色を使えば、同じメイクでも健康的でイキイキとした印象になります。逆に自分に合わない色を選ぶと、肌がくすんで見えたり、浮いて見えたりすることもあります。だからこそ「メイクの色選び」は、美しさを引き出す重要なポイントなのです。
色が与える印象は想像以上に大きい
アイシャドウの色を変えるだけで目元の印象が変わり、チークやリップの色を調整するだけで雰囲気がガラッと変わります。色はメイクにおいて“雰囲気を決めるスイッチ”とも言える存在です。
失敗しやすいのは「好きな色＝似合う色」と思い込むこと
「この色が好きだから使っている」という理由で選んでいると、実は似合っていない場合があります。特にリップやアイシャドウは肌のトーンと合っていないと、違和感が出やすいパーツです。
自分に似合う色の基本を知る「パーソナルカラー」
色選びでまず参考にしたいのが「パーソナルカラー」。生まれ持った肌・瞳・髪の色に調和する色のことで、大きく4タイプに分けられます。
イエベ春（スプリング）
明るく鮮やかな色が似合うタイプ。コーラルピンク、オレンジ、黄みのあるベージュ、ゴールド系が得意です。
イエベ秋（オータム）
深みのある落ち着いた色が似合うタイプ。ブラウン、テラコッタ、カーキ、深みのあるオレンジなどがおすすめです。
ブルベ夏（サマー）
やわらかく優しい色が似合うタイプ。ローズピンク、ラベンダー、グレージュ、シルバー系がマッチします。
ブルベ冬（ウィンター）
鮮やかでコントラストの強い色が似合うタイプ。ワインレッド、ローズ、ネイビー、クリアなピンクなどが魅力を引き立てます。
パーソナルカラーにとらわれすぎない色選び
「パーソナルカラーが違うと言われたから、この色は絶対NG」と思う必要はありません。似合わせる方法はたくさんあります。
色の濃さ（トーン）を調整する
例えばブルベ向きと言われるピンクでも、イエベの人が“サーモンピンク寄り”を選べば馴染みやすくなります。その逆も同じで、色の濃淡・明暗を変えるだけで印象が大きく変わります。
使う範囲や量で印象を変える
似合いにくいと感じる色は「ポイント使い」にするのも方法。例えば苦手なリップカラーでも薄く塗る、グラデーションにするなどの工夫で馴染ませることができます。
アイシャドウの色選びのコツ
目元はメイク全体の印象を左右する重要なパーツ。色によって「可愛い」「大人っぽい」「クール」など雰囲気が大きく変わります。似合う色を選ぶことで、まぶたのくすみが目立ちにくくなり、目元が自然に印象的になります。
ベージュ＆ブラウンは誰でも使いやすい万能色
迷ったらブラウン系を選べば失敗しません。ベージュ〜ブラウンのグラデーションは肌になじみやすく、シーンを選ばず使えるため、初心者にもおすすめです。
ピンクは「青み・黄み」で印象が変わる
青み寄りのピンクは透明感のあるかわいい印象に、黄み寄りのピンクはふんわりと温かみのある印象になります。肌のトーンに合わせて選ぶと自然にまとまります。
カーキ・ボルドーは大人っぽさを演出
カーキは落ち着いた知的な印象に、ボルドーはエレガントな雰囲気に仕上がります。どちらもポイント使いに向いており、ワンカラーで塗るより、ブラウンなどと組み合わせると使いやすくなります。
チークの色選びのポイント
チークは「血色感」を演出するアイテム。色味によって印象が大きく変わるため、肌色やメイク全体のバランスを考えながら選ぶことが大切です。
ピンク系：可愛らしさを演出
王道のチークカラーで、顔色を明るく見せたい時におすすめ。青み系は透明感、黄み系はふんわり優しい印象になります。
コーラル系：万人に似合うバランスカラー
イエベにもブルベにも馴染みやすく、自然な血色感を演出できる万能カラー。迷ったらコーラルを選ぶと安心です。
ベージュ系＆ブラウン系：大人っぽさを出したい時に
落ち着いた雰囲気を出したい場合や、スタイリッシュなメイクとの相性が良いカラー。シェーディング代わりに使う人も多く、立体感を引き出すことにも役立ちます。
リップカラーの選び方
リップは顔の印象を一番左右するパーツと言われています。同じメイクでもリップの色を変えるだけで雰囲気が大きく変わるため、色選びは重要です。
ピンク系：可愛い＆上品な印象
青みピンクは清楚で透明感のある雰囲気に、コーラルピンクは健康的でナチュラルな印象になります。普段使いに便利な定番カラーです。
赤系：華やかさと強さを演出
レッドリップはパッと華やかに見せたい時に効果的。青みレッドはクールで上品に、オレンジレッドは温かみのあるカジュアルな印象になります。
ベージュ系：ナチュラルで大人っぽい雰囲気
肌馴染みが良く、メイク全体を落ち着いた印象にまとめたい時におすすめ。目元に強い色を使った時のバランス調整にもぴったりです。
肌色に合わせた色選びの考え方
「パーソナルカラー」以外にも、肌の明るさや血色感によって似合う色は変わります。「肌色に合わない」と感じる場合は、色そのものではなく“濃さ”や“明るさ”を調整することで解決できることもあります。
肌が明るい人の場合
明るい肌には軽く透明感のあるカラーが馴染みやすい傾向があります。濃い色でもクリアな発色のものを選ぶと、重たい印象になりません。
健康的な肌色の人の場合
黄み・赤み両方に対応できるバランス肌タイプは、比較的どんな色もなじみやすい肌色です。くすみカラーやテラコッタなどのニュアンスカラーもおしゃれにまとまります。
肌がくすみやすい人の場合
グレイッシュな色やくすみピンクは、逆に肌のくすみを強調してしまうことがあります。明るさを含んだコーラル系やクリアな発色のカラーを選ぶと、自然に血色がよく見えます。
季節ごとのおすすめ色選び
季節感を取り入れて色を楽しむのもメイクの醍醐味です。シーズンごとに似合いやすい色やトレンドカラーが変化します。
春：軽やかなピンク＆コーラル
ピンクやコーラルなど“軽やかな暖色系”が馴染みます。メイク全体に柔らかさと明るさをプラスできます。
夏：涼しげなラベンダー＆ブルー系
ほんのり青みを含んだ涼しげカラーが人気。ベージュと組み合わせればやりすぎ感なく取り入れられます。
秋：テラコッタ＆カーキなど深みカラー
こっくりとした赤みブラウン、オレンジ系、カーキなどがシーズンムードを高めます。目元だけに使ってもおしゃれ◎
冬：ボルドー＆ネイビーなど濃色カラー
メイクの引き締めに使いやすい濃色カラーが活躍。リップに深みのある色を使うと一気に冬らしい印象になります。
失敗しない色選びの実践テクニック
「似合う色の理論」はわかったけれど、実際に選ぶと迷う…という人のために、色選びの実践ポイントを紹介します。
テスターは必ず手の甲＋顔周りで確認
手の甲の上で色味を確認したら、できれば顔の近くで馴染み方を見ると失敗しにくくなります。リップは指先に塗って唇に押し当てるとイメージしやすいです。
迷ったら「無難カラー＋冒険カラー」で選ぶ
アイシャドウパレットを買う時などは、使いやすいベージュ・ブラウンに加えて、ワンポイントになる差し色が入った構成を選ぶと、バランスよく使えます。
苦手色は「薄く使う」「部分使い」すればOK
似合わないと感じた色でも、薄く使う・広げすぎないなど、使い方を工夫すれば馴染むことがあります。アイラインだけ、下まぶただけなど“控えめ使い”もおすすめです。
まとめ：似合う色がわかればメイクはもっと楽しい
メイクの色選びは「似合う色を知る」「使いこなす工夫をする」この2つが大切です。パーソナルカラーや肌色の特徴を理解していくと、コスメ選びの失敗が減り、自信を持って色を楽しめるようになります。
「自分に似合う色がわからない」という人も、まずは基本の似合わせルールに沿って試してみるのがおすすめです。メイクは選んだ色で印象が変わる奥深い世界。ぜひ日々のメイクで、色の力を味方につけてください。
